「学生の種別」の項で述べたように、「聴講生」のなかで希望する者は、所定の要件を満たせば、「ユング心理学基礎課程修了証書」を取得することができる。
定められた要件は以下の通り。(1)ユング派分析家との50時間の個人分析、(2)セミナー受講ポイントを15 ポイント、(3)本研究所主催のグループ・スーパーヴィジョンに40セッション参加、(4)分析心理学に関連するテーマでの論文の提出、(5)「分析心理学の基礎」に関する口頭試問に合格すること。 これらの要件をすべて満たしたことが審査委員会によって確認された後、本研究所より、「ユング心理学基礎課程修了証書」が授与される。 この「ユング心理学基礎課程修了証書」に関しては、それを取得した者が、本研究所に訓練候補生として入学が認められれば、「在外セメスター」としてチューリッヒのユング研究所、及びISAPに在籍し、3学期目で(通常、4学期目)中間試験が受験可能となるよう両研究所と協定が結ばれている(詳細は、「トレーニング・プログラムのための規定集」11-12頁参照)。 「聴講生のためのガイドライン (2023夏改訂版)」 →ダウンロード |