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2019年度夏学期 学期登録締切2019年2月24日(日)です。


2014年度夏学期より新たに基礎コースが開設されました。
詳細はこちらをご覧ください。 ⇒ 基礎コース


| セミナー  <2018年 冬 ( 関西 ・ 関東 )>・<2019年 夏 ( 関西 ・ 北陸 ・ 関東 )> |
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2019年度夏学期
セミナー
  <関 西>

101 「コンプレックス理論と連想実験(言語連想検査) −クライエント理解のために−」 広瀬 隆
日時: 1回目: 2019年4月14日(日) 10:00〜12:00 (2時間)
     2回目: 2019年8月25日(日) 10:00〜15:00 (4時間)
場所: 京都
会場: AJAJ事務局(会場は参加される皆様に別途お知らせ致します)
定員: 8名

ユングがブルクヘルツリ病院で実験的に行った「連想実験」(言語連想検査)を振り返り、その今日的意味と臨床的価値について検討します。体験的に学ぶ機会をもち、臨床実践に役立てられるよう工夫したく思います。1回目(2時間)に言語連想法成立のあらましを辿り、文献の紹介・施行法と解釈法の確認を行います。発表者の決定もこの回に行います。2回目 (4時間)に、参加者のうち二名の方に事例を発表して頂き、参加メンバーで討論します。事例は臨床場面で施行したものが望ましく、ケース理解をまず第一の目的とします。そして、この検査の臨床的有用性と問題点についても討論します。また、自らも何らかの方法で被験者となり結果をえておくことが望まれます。参加メンバーは最大8名とします。さらに、連想について、認知や記憶の観点からも考えてみられればと思います。
(領域1:分析心理学の基礎)


102  「心理療法のリアリティと村上春樹の物語」 河合 俊雄
日時: 2019年5月19日(日) 10:00〜17:00 (全6時間)
場所: 京都
会場: コープイン京都(2階)201号室

村上春樹の物語は、1.現代の現実を捉え、2.それを深め、転換し、3.その現実を超えたリアリティに至るという様相を持っている。それは心理療法が症状に直面し、そこからどのような切り口を見つけ、何らかの解決を見出していくのと似ていて、その意味では現代における神話とさえ言える。特に現実と夢の中間領域に焦点を当てて、心理療法の事例にもふれつつ、議論していきたい。
(領域3:昔話・神話の心理学)


103 「絵画/ファンタジーを通じて到達する現実」  蓮沼 昌宏* ・ 猪股 剛
日時: 2019年6月30日(日) 10:00〜17:00(全6時間)
場所: 京都
会場: 京都テルサ(西館3階)第2会議室

絵画を描くアーティストである蓮沼昌弘さんを講師に迎えて、アートと心理学の関係を実践的に考えていきたい。まず蓮沼さんにワークショップをお願いし、現代アートの手法を体験しながら、アートや遊びやファンタジーがストレスを解消し現実を忘却するレクリエーションではなく、現実に到達する方法であることを体験的に学びたい。また、ユングのアートに関する発言を紹介すると共に、蓮沼さんとの対話を通じてアートと心理学の関係を明らかにしていきたい。後半2時間は、事例検討を行いたいと考えている。絵画や創作のある事例を検討したい者を募りたい。
(領域4:イメージ・象徴論)

*蓮沼昌宏: (はすぬま まさひろ)
1981年東京生まれ、画家、芸術学博士(2010年、東京芸術大学)
2019年1月現在、国立新美術館DOMANI展、名古屋galleryN個展、開催中


104 「精神医学・精神療法と心理療法」 横山 博
日時: 2019年7月7日(日) 10:00〜17:00(全6時間)
場所: 京都
会場: 京都テルサ(東館3階)D会議室

2018年に公認心理師という国家資格が生まれ、河合隼雄氏が中心となった、深層心理学的な心理療法に開かれた臨床心理士とはいささか違ったものが拡がりつつある。それは,詳細は定かではないが、行動科学的な認知行動療法が大きな力を持って来る方向に動くことになろう。ユング心理学を深める我々にとって、今後の精神医療の中でいかなる役割を果たせるかを論じてみたい。
(領域5:精神医学・精神病理学)


105 「ユングの夢分析 VS ラカンの精神分析 ― イメージとことばの関係性から」 深津 尚史
日時: 2019年7月21日(日) 10:00〜17:00(全6時間)
場所: 京都
会場: 京都テルサ(東館2階)研修室

フランスの精神分析医J.ラカン(1901-1981)は、フロイトの読み直しから可変時間セッションを提唱しました。イメージ(想像界)を重視したユングに対し、ラカンはことば(象徴界)を強調しました。演者の考えでは、二人は最後によく似た論点に達し、両者は「性別化の式」のような相補的な関係にあるようにみえます。
今回、ユングとラカンの手法の異同を皆さんと一緒になるべく具体的に考えたいと思います。なんとラカンは1954年にチューリッヒのキュスナハトにあるユングの自宅を訪れたそうです。
(領域6:治療論・その他の技法論)


106 「『非定型精神病』の分析心理学的臨床について考える」 川戸 圓
日時: 2019年8月4日(日) 10:00〜17:00(全6時間)
場所: 京都
会場: 京都テルサ(東館2階)視聴覚研修室

精神疾患の分類と診断を定めているDSMあるいはICDにおいては、『非定型精神病』という分類・診断は存在しません。つまりこれは国際的には通用しない、日本独自の分類・診断なのです。さらには、日本国内でもこの診断名が使用されるのは関西圏が中心です。このような事情は、この概念が、京都大学医学部出身の満田久敏によって、1942年に提唱されたことも影響していると考えられます。セミナーでは、この概念の歴史について理解を深めると同時に、心理臨床の現場において、この概念を熟知していることで、臨床の幅が広がると思われるので、『非定型精神病』の臨床的特徴と臨床的接近法についても理解を深めることとします。後者を論じるに当たっては、1事例の初回エピソードを中心に、参加者の皆様と議論するという形式を取ります。
(領域6:治療論・その他の技法論)


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<北 陸>

107 「臨床場面における抑うつとうつ病」 竹中 星郎* ・ 桝藏 美智子
日時: 2019年5月26日(日) 10:00〜17:00(全6時間)
場所: 富山
会場: ボルファートとやま(8階)803号室

竹中星郎先生をお迎えして、基底気分としての抑うつ、非病的な反応としての抑うつ(mourning work を中心に)、うつ病(内因性精神病における心因の位置づけなど)についてご講義いただき、そのうえで、うつ病の精神病理(循環気質、執着気質、メランコリー親和型)と治療について、精神科治療の歴史をふまえて学んでいきます。
(領域5:精神医学・精神病理学)
*事例を募集します。

*竹中星郎(たけなか ほしろう)
東京都立松沢病院、信州大学医学部、社会福祉法人浴風会病院、大正大学教授、放送大学客員教授を経て、浜田クリニック勤務(非常勤)。


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<関 東>

201 「間隔を空けた心理療法の意味」 河合 俊雄
日時: 2019年4月7日(日) 10:00〜17:00(全6時間)
場所: 東京
会場: 芝浦港南区民センター(2階)第2集会室

病院などの心理療法では、投薬や診察に合わせて、1ヶ月や3ヶ月ごと、時にはもっと間の空くことがある。しかしそれでも語りやイメージが展開したり、意味があることも多い。病院に限らず、近年このような心理療法が増えているなかで、その意味を自験例から考えつつ、事例を検討したい(事例を募集します)。
(領域6:治療論・その他の技法論)


202 「現代の心理療法と『トリックスター』」 田熊 友紀子
日時: 2019年4月21日(日) 10:00〜17:00(全6時間)
場所: 東京
会場: 連合会館(4階)404会議室

従来、日本の心理臨床の場で「トリックスター」は痛快に既存の概念をひっくり返して活躍してきたが、昨今その名を耳にしなくなった。現代のトリックスターは、ユングや日本で言及されてきたトリックスターの概念を自らぶち壊して、まったく異なる現れ方をしているのではないだろうか?講師自身のユング派分析家資格取得論文をもとに、トリックスターの本質を再考し、現代の心理療法に現れるトリックスターについて考えたい。
*「トリックスター」のテーマに沿っていると思われる事例を募集します。
(領域3:昔話・神話の心理学)


203 「アクティブ・イマジネーション・ワークとしての『赤の書』入門」 吉川 眞理
日時: 2019年5月12日(日) 10:00〜17:00(全6時間)
場所: 東京
会場: 連合会館(2階)205会議室

「赤の書」は、ユング自身のアクティブ・イマジネーション・ワークとして読むことができる。それはユングの魂の軌跡の表現であり、さまざまな角度から光を当てることが可能である。本講座では、さまざまな文化圏のユング派分析家による「赤の書」へのアプローチをレビューするとともに赤の書の描画を素材にしたイマジネーションワークを体験しつつ、ユングの魂の遍歴について理解を深めたい。
(領域4:イメージ・象徴論)


204 「ユング心理学における『解離』とその精神病理」 田中 康裕
日時: 2019年7月15日(月・祝) 10:00〜17:00(全6時間)
場所: 東京
会場: 連合会館(4階)401会議室

ユングの思想において、「解離」は非常に重要な概念である。ある見方をすれば、彼の心理学の発展は、「先験的な、そして非個人的な解離」との関わりのなかで生まれたと言えるからだ。加えて、ユングは自身の精神病理学において「解離」を中心に据え、神経症を人格の「体系的な」解離であるとし、精神病を生理学的で「非体系的な」解離であるとした。このセミナーでは、このような「解離」をいかに心理学的に理解し、心理療法においてその弁証法的運動をいかに捉え直すべきかを、様々な病態や状態の事例を通して考えてみたい(事例を募集します。事例提供を希望する方は、事務局まで申し出てください)。
(領域1:分析心理学の基礎)


205 「夢との向き合い方について−ヒルマンのソウルメイキングの視点から夢分析を考える」 足立 正道
日時: 2019年9月23日(月・祝) 10:00〜17:00(全6時間)
場所: 東京
会場: 連合会館(5階)501会議室

夢分析において我々に求められる態度とはどのようなものであろうか?ナイーブな夢分析と成熟した夢分析の差異はどのようなものであろうか?そういった問いに迫るために、このセミナーでは特にヒルマンのソウルメイキングの考え方やユングのアクティブ・イマジネーションの技法に焦点を当ててその手掛かりとしていきたい。後半には事例検討も行う予定です。夢に限らずイメージを含む事例を募集します。夢分析の経験のない方の出席も歓迎します。
(領域2:夢分析)


206 「テクノロジーと魂 −W.GiegerichのWorld Wide Web論とその後−」  猪股 剛
日時: 2019年9月29日(日) 10:00〜17:00(全6時間)
場所: 東京
会場: 連合会館(5階)502会議室

Giegerichの展開する分析心理学には、いくつかの領域があると考えられる。心理学の根本原理を論じているもの、殺害や暴力という魂の活動がイメージの理解から魂の運動へと移行する契機となっていることを扱ったもの、そして、現代のテクノロジーに現れる魂の活動をあつかっているものである。今回はこのテクノロジーと魂の関係を、JungとGiegerichと日本の思想家たちを参照しながら紹介し議論したい。今回参照するGiegerichの論文は、セミナー一ヶ月ほど前に参加者に日本語訳を配布する予定である。後半二時間は事例検討を行いたい。その事例検討希望者を募りたい。
(領域4:イメージ・象徴論)


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注) 特に人数指定のないセミナーに関しましては、定員40名となっております。
    参加費は、1セミナーにつき候補生・聴講生¥16,200-(うち消費税¥1,200)、登録会員¥19,440-(うち消費税¥1,440)となります。
    本研究所では、開催されるセミナーに以下の6つの領域を設けており、各セミナーの紹介文の末尾の(カッコ)内に示しています。

領域1. 分析心理学の基礎
領域2. 夢分析
領域3. 昔話・神話の心理学(文化人類学・宗教学等も含む)
領域4. イメージ・象徴論(イメージ技法論も含む)
領域5. 精神医学・精神病理学
領域6. 治療論・その他の技法論

   

本研究所で開催されるセミナー・GSVはすべて、日本臨床心理士資格認定協会に研修機会として申請されます。

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