日本ユング派分析家協会
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学生の種別 候補生の訓練過程 ユング心理学基礎課程修了証書 講座案内 資格取得チャート
組織と役割/会員
候補生の訓練課程 タイトル
本研究所におけるトレーニングは、前期課程・後期課程、二つの課程からなる。
前期課程:訓練候補生として主に分析心理学の理論的知識を習得し、資格候補生として実際に被分析者の分析にあたる準備をすることが目的。最低2年4学期の在籍が必要。
後期課程:後期課程に進んだ候補生は、資格候補生として、シニア・アナリストのスーパーヴァイズのもとで実際に被分析者の分析にあたる。最低2年4学期の在籍が必要。
前期課程修了の前提となる条件は、チューリッヒのユング研究所やISAP(International School of Analytical Psychology, Zurich)、またはそれと同等の教育訓練課程をもつ外国のユング研究所で中間試験に合格することなので、現段階では、本研究所の候補生は主として、資格候補生(後期課程の学生)ということになる。
また、本研究所において訓練候補生(前期課程の学生)になることは、その者の出願が受理されれば、むろん可能であるが、その場合、本研究所においてトレーニングを行なうのではなく、本研究所の訓練候補生として他の外国の研究所に推薦するという形をとる。その際、その者を学生として受け入れるか否かは、推薦先の研究所の判断に委ねられる。
分析家資格取得のための必須要件は以下の通り。(1)300時間の個人分析(前・後期課程を通して)、(2)チューリッヒのユング研究所やISAP、またはそれと同等の教育訓練課程をもつ外国のユング研究所で行われる中間試験に合格すること、(3)言語連想検査レポートの提出、(4)資格候補生として100時間の個人スーパーヴィジョン、(5)資格候補生として60セッションのグループ・スーパーヴィジョンへの参加、(6)資格候補生として250時間のコントロール・ケースワーク、(7)ケース・レポートの提出、(8)最終試験に合格すること(科目は、「事例検討」と自らが執筆した2編の資格取得申請論文に関する「口頭試問」)。
これらをすべて満たしたうえで、選考委員会の報告を受けた審査委員会による審査と理事会による承認を経て、分析家資格が授与される。



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