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2023年度冬学期
基礎コースについて
  2023年度冬学期は、基礎コースとして7つを開講します。
「オンサイト(会場)型」の場合は、講師・受講者とも全員オンサイト(会場にご来場)、
「オンライン型」の場合は、講師・受講者とも全員オンライン(Zoom)となります。
*会場およびZoom情報等につきましては、参加される皆様に、後日ご案内させて頂きます。

 
日本ユング心理学研究所では、2014年度夏学期より、従来のセミナーやスーパーヴィジョン・グループに加え、ユング心理学の基礎を学んで頂くための「基礎コース」を新たに開設致しました。このコースは、登録会員の他、登録会員と同じ基礎条件を満たす一般の方々にも広くご参加頂けるようになっております。ユング心理学にはまだ馴染みのない方にも、勉強途上の方にも、学びの機会として頂ければ幸いです。

「基礎文献リスト」 →ダウンロード

詳細は以下のとおりとなっております。
1) 参加資格 A) AJAJの候補生・聴講生・登録会員
B) A)以外の非会員で以下のいずれかの条件を満たす方
  (1) 心理臨床の実践に(職業として)携わっている
(2) 医師として精神科・診療内科等で臨床実践を行っている
(3) 大学院で臨床心理学を専攻している(修士課程/博士課程に在籍)
2)参加費
A) 候補生・聴講生・登録会員 ¥13,200(10%消費税込み)
B) 非会員 ¥16,500(10%消費税込み)
3)申込方法
A) 会員の方はこちらから  → 学期登録申込フォーム

B) 非会員の方はこちらから → 基礎コース申込フォーム

*お申込完了しましたら、フォームにご入力頂いたメールアドレス宛に自動返信メールが
 送信されます。
*確認メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダに入っている可能性がございますので、
 そちらもご確認ください。
  
4)申込締切 2023年8月27日(日)
5)参加可否 9月下旬に、お申込頂いた各コースの参加可否およびご請求金額をメールにてお知らせ致します。
*登録会員の方には、セミナー、GSV等と併せてお知らせ・ご請求致します。
6)お支払い 参加可否およびご請求金額のお知らせ後、指定の口座にお振り込みください。
基礎コースは、「ユング心理学基礎課程修了証書」取得のためのセミナー・ポイント (領域1-分析心理学の基礎)としてカウントされます。
日本臨床心理士資格認定協会の研修機会として申請されます。
事務局からのお知らせは、メールにてご連絡させて頂きます。

  2023年度冬学期は、基礎コースとして以下の7つを開講致します。今回、すべて「オンライン型」ですが、「オンライン型」の場合は、講師・受講者とも全員オンライン(Zoom)となります。

*Zoom情報等につきましては、参加される皆様に、後日ご案内させて頂きます。

オンライン型

B-51 「C.G.ユング『ユング自伝』を読む 3」 猪股 剛
日時: 2023年10月16日(月)、10月23日(月)、10月30日(月)の3回
時間: いずれも19:00〜21:00 (全6時間)
場所: (Zoom)
形態: オンライン型
定員: 15名

名著と言われる『ユング自伝』を読んでいきます。その中から「VII.研究」「VIII.塔」「IX. 旅」の三章を読みます。参加者のみなさんは、テキストを読んだ上でご参加ください。毎回、前半1時間は講師から解説を行い、後半1時間は質疑応答を軸に進めていきます。質疑応答をていねいに行いたいため、定員は15名とさせてもらいます。当日は、一部、ドイツ語あるいは英語から講師が訳し直したテキストを提示する予定です。

B-52 「W.ギーゲリッヒの著作を読む『夢と共に作業する』2」 猪股 剛
日時: 2023年11月13日(月)、11月20日(月)、11月27日(月)の3回
時間: いずれも19:00〜21:00 (全6時間)
場所: (Zoom)
形態: オンライン型
定員: 15名

W. ギーゲリッヒ『夢と共に作業する』(日本評論社)を読む。今回は、その第3章「夢に対する適切な態度」と第4章「夢の解釈者」を三回に分けて、ていねいに読んでいきたいと思います。参加者のみなさんは、テキストを読んだ上でご参加ください。毎回、前半1時間は講師から解説を行い、後半1時間は質疑応答を軸に進めていきます。質疑応答をていねいに行いたいため、定員は15名とさせてもらいます。

B-53 「C.G.ユング『ユング自伝』を読む 4」 猪股 剛
日時: 2024年1月15日(月)、1月22日(月)、1月29日(月)の3回
時間: いずれも19:00〜21:00 (全6時間)
場所: (Zoom)
形態: オンライン型
定員: 15名

名著と言われる『ユング自伝』を読んでいきます。その中から「X.幻像」「XI.死後の生命」「XII.晩年の思想」の三章を読みます。参加者のみなさんは、テキストを読んだ上でご参加ください。毎回、前半1時間は講師から解説を行い、後半1時間は質疑応答を軸に進めていきます。質疑応答をていねいに行いたいため、定員は15名とさせてもらいます。当日は、一部、ドイツ語あるいは英語から講師が訳し直したテキストを提示する予定です。

B-54 「入門・ユング派心理療法」 関 智雄
日時: 2023年10月8日(日)、 12月17日(日)、2024年1月14日(日)の3回
時間: いずれも10:00〜12:00 (全6時間)
場所: (Zoom)
形態: オンライン型

Verena Kastの‘The Dynamics of Symbols - Fundamentals of Jungian Psychotherapy’ (Die Dynamik der Symbole (1990) の英語翻訳版)を講読します。Verena Kastは著名なスイスの分析家で、この本では、象徴、コンプレックス、元型、転移を解説しています。三回では読了できないので、次の学期で続ける予定です。絶版になっているようなので、原著か英語翻訳版を読みたい方は大学の図書館などをあたってみてください。日本語翻訳版はありません。

B-55 「ユング心理学にとっての“第一の素材”とはいかなるものか? ―『赤の書』を読む」 松本 憲郎
日程: 2023年10月21日(土)、 11月18日(土)、12月16日(土)の3回
時間: いずれも18:00〜20:00 (全6時間)
場所: (Zoom)
形態: オンライン型

フロイトとの別れの後にユングが経験した『無意識との対決』と呼ばれる内的な危機を乗り越える“苦闘”の中から、「ユングの」心理学は生まれました。ユングはそのことについて「私が自分の内的なイメージを追求していたころは、私の生涯にとって最も大切な時であり、それは生涯の仕事としての第一の素材であった」と述べています。今期は「第二の書」第14章「神の愚かさ」から読み始め、「第二の書」の終わりまで読み進めたいと思います。

*文献:C.G.ユング「THE RED BOOK 赤の書」(創元社)

B-56 「河合隼雄『神話と日本人の心』を読む」 田熊 友紀子
日程: 2023年12月17日(日)、 2024年1月21日(日)の2回
時間: いずれも14:00〜17:00 (全6時間)
場所: (Zoom)
形態: オンライン型

今回取り上げる『神話と日本人の心』は、河合隼雄がユング派分析家資格取得論文で取り組んだ日本神話を、65歳になってまとめた集大成として貴重な文献である。主体の発生やその成熟に関わるイメージを深めていく上で、自らのルーツとしての神話を学ぶことは重要であろう。本コースでは「世界のはじまり」「国生み」「冥界探訪」、さらには講師の関心領域である「スサノヲ」のトリックスター性などに焦点を当てて、心理療法の実際に照らしながら丁寧に読んでいく。

*文献:河合隼雄『神話と日本人の心』(岩波現代文庫)

B-57 「夢を通して事例と向き合う」 大場 登
日程: 2023年12月24日(日)、2024年2月18日(日)の2回
時間: いずれも9:30〜12:30 (全6時間)
場所: (Zoom)
形態: オンライン型(秘密保持に関する誓約書提出が要請されます)
定員: 10名

カウンセリングや心理療法の実際場面で「夢」が語られた時、その夢をどのように読み、どのようにクライアントに問いかけ語りかけてゆくかは、なかなか難しい営みです。この営みは、ユング派心理療法の肝と言ってもいいように思われます。限定された(保護された)参加人数のもと、一般的にではなく参加者から提示される具体的な心理療法プロセスの中で、この営みを丁寧に検討してみたいと思います。夢が面接過程に現れた事例(長期のものであっても、継続中のものであっても、いわゆる中断事例であっても、また、どのような臨床領域のものでもOKです)をお持ちの方の参加を歓迎します。ユング心理学の基礎(兼 中核)を、文献を通してでなく、カウンセリング・心理療法の実際事例を通して学ぶことを目指します。(先学期も実にたくさんの方々の申し込みをいただきました。基本、先着順にて参加していただいています。)


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