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2026年度冬学期 学期登録締切日・基礎コース申込締切日 2026年8月26日(水)です。



| セミナー   <2026年 夏 ( 関西 ・ 北陸 ・ 関東 )>・<2026年 冬 ( 関西 ・ 関東 )> |
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| 研 修 会 <2025年度 第13回研修会> |

セミナー
セミナーには、以下3種類の受講形態がございます。
セミナーごとに形態が異なりますので、それぞれご確認ください。


1)「オンサイト型」
 ・会場に直接ご来場・受講して頂きます。
 ・講師もオンサイト(会場)です。


2)「ハイブリッド型」
 ・会場にご来場、あるいは、Zoomで視聴するかを選択していただけます。
 ・オンライン聴講では、一方向的に講義を視聴することはできますが、音声での発言はできません。
  ご質問等は、Zoomのチャット機能を使用していただきます(会場によっては音声での発言可)。
 ・講師はオンサイト(会場)です。


3)「オンライン型」
 ・講師・受講者とも全員オンライン(Zoom)です。
 ・全員双方向で、音声でのご質問等が可能です。


ただし、「オンサイト型」・「ハイブリッド型」の場合も、申込人数等の都合により、オンライン聴講を導入あるいは全面オンラインに変更する場合がございます。

<その他>
・名前に「*」があるのは外部講師、それ以外は日本ユング派分析家協会会員です。
・会場につきましては、セミナー参加者に追ってご連絡させて頂きます。
・参加費につきましては、「料金表」をご覧ください。

オンサイト型 / ハイブリッド型

<関 西>

151 猪股 剛「心理学におけるキリスト教と仏教」

日時: 2026年12月13日(日)10:00-17:00(全6時間)
形態: オンサイト型
領域: 4 イメージ・象徴論
地区: 京都
会場: 未定
定員: 上限40名

ユング心理学は、ユングによるキリスト教との対決/対話という側面を持ち、生きることと死ぬことを、善なることと悪なることを誠実に思索する実践でもあります。これは大きなテーマですが、今回はキリスト教の中でもマルティン・ルターを取り上げ、仏教からは浄土真宗と妙好人を取り上げたいと思います。そしていわゆる信仰が変遷していく時代に、西洋と日本においてどのような差異があったのかを考えていきたいと思います。参考文献としては、C.G. ユング『ユング自伝』, “Jung’s Life and Work”, W.ギーゲリッヒ「マルティン・ルターの試練と神経症の発明」(『神話と意識』日本評論社、2001年)および、その増補版 “Young man Luter’s terrible spells of religiousanguish and the soul's construction of the modern "I" ”、柳宗悦『南無阿弥陀仏』および『妙好人論集』を挙げておきます。一時間の講義と一時間の質疑応答というセッションを二回繰り返す形でセミナーを進めていき、後半二時間は、宗教絵画のイメージを検討したいと思います。(2027年8月に東京で行われる国際学会ISPDI〔国際「内性の学としての心理学」会〕の発表参加に向けたガイダンスにもなるように講義をする予定です〕。

152 河合 俊雄・坂中 尚哉*「イメージと身体」

日時: 2027年2月7日(日)10:00-17:00(全6時間)
形態: ハイブリッド型
領域: 4 イメージ・象徴論
地区: 京都
会場: 未定

イメージはこころを表現するものと考えられがちだが、身体にも密接に関わっている。それは心身症や身体疾患への箱庭療法の有効性にも現れている。このセミナーでは、イメージと身体の関係について、身体疾患、身体の反応、踊りやスポーツなどの身体活動が現れている事例に基づきつつ概説する。さらに、ゴルフのイップスを訴えて来談した男性で、実は過敏性腸症候群だった男性がイメージによる心理療法で見事に両方の問題が解消された事例を坂中尚哉(香川大学)氏に発表してもらい、詳細に検討することで身体とイメージの関係についての理解を深めたい。もう一事例、身体の関連する事例を募集します。(事例募集)

*坂中尚哉:香川大学医学部・医学研究科、臨床心理学学科教授。近年では、アスリートの心理臨床(スポーツカウンセリング、メンタルトレーニング)を通じて、臨床心理学とスポーツ学の接点を見出すために、「身体性」「(身体的な行為、身体化)をキーワードに心理臨床及び事例研究を行っている。

153 深津 尚史 「幻覚剤(サイケデリックス)の観点からユング派夢分析療法を考える」

日時: 2027年2月14日(日)10:00-17:00(全6時間)
形態: オンサイト型
領域: 5 精神医学・精神病理学
地区: 京都
会場: 未定

近年、海外を中心に、シロシビンによるうつ病治療やMDMA(エクスタシー)によるPTSD治療のエビデンスが蓄積され、幻覚剤(サイケデリックス・精神展開薬)を用いた精神医学(psychedelic psychiatry)が再注目されている。そこで本セミナーでは、幻覚剤の歴史、人類学者C.カスタネダのシャーマニズム、最新の幻覚剤支援心理療法(psychedelic-assisted psychotherapy)の観点から、ユング派夢分析療法の臨床的意義を再考する。

【参考文献】
深津尚史(2026).〔総説〕精神薬理学者Carhart-Harrisによる幻覚薬研究の展開―2010年代を中心に.精神科治療学,41(7):835-841.(精神科治療学 Vol.41 No.7 2026年7月号〈特集〉サイケデリックス(幻覚薬)をめぐる文化精神医学―その過去・現在・未来)

154 田中 康裕 「異界からみた<転移/逆転移>:治療のバックグラウンド・プロセス」

日時: 2027年3月22日(月・祝)10:00-17:00(全6時間)
形態: ハイブリッド型
領域: 1 分析心理学の基礎
地区: 京都
会場: 未定

いわゆる治療関係に着目したり重視したりする傾向は、精神分析だけではなく、今日のユング派心理療法でも強くなっている。けれども、このような二者関係から心理療法過程を理解したり、クライエントに関わろうとしたりする態度は、果たして妥当なのだろうか。ヒルマンは「分析において逆転移は転移<以前>に働いている」と述べ、河合隼雄は「深い転移」の「強い転移」との差異を強調したが、このセミナーでは、<転移/逆転移>を二者関係において生起する現象としてではなく、「治療のバックグラウンド・プロセス」として理解する視点を提示し、「常なる世界」ではなく、それとは「異なる世界」から治療関係を見直し論じてみたい。(参加者から事例発表を募ります。希望される方は事務局までお申し出下さい。)

 
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<関 東>

251 吉川 眞理「How the Eastern Psyche Influence Our Clinical Work?
               東洋のこころは、臨床の場にどのように影響するか」


日時: 2026年10月25日(日) 10:00-17:00(全6時間)
形態: ハイブリッド型
領域: 3 昔話・神話の心理学(文化人類学・宗教学等も含む)
地区: 東京
会場: 未定
定員: 上限40名、下限6名

台湾におけるユング派の臨床実践より話題提供を受けて日本の臨床実践と対比させながら対話の場を持ちます。
Chair of Taiwan Psychotherapy Institute:台湾心理療法研究所代表 王浩威氏による講義と対話 ホスト:吉川眞理

252 江崎 隆志「摂食障害の治療の実際とその意味」

日時: 2026年11月8日(日)10:00-17:00(全6時間)
形態: ハイブリッド型
領域: 5 精神医学・精神病理学
地区: 東京
会場: 未定

摂食障害は、心理的要因が強い難治性の心身症で命に関わる事もある。治療抵抗性が強く、治療に難渋する。全力で食べることを拒否し、ボディーイメージの歪みも伴い自殺行為に等しいまで痩せほそり、それでもダイエットのための過度な運動をやめられない。そこまでしてこの子たちは何を訴えたいのだろうか?この病気を治していくためには、治療者側の理解と心理療法家としての覚悟が試される。摂食障害の治療の実際とこの病気の抱える意味について皆さんと理解を深めたい(2024/7に実施したものと内容は一部重複。事例やエピソードも募集します。短時間の発表でもいいので希望者は事務局まで)。

253 河合 俊雄「スーパーヴィジョン」

日時: 2026年11月29日(日)10:00-17:00(全6時間)
形態: ハイブリッド型
領域: 6 治療論・その他の技法論
地区: 東京
会場: 未定

ユング派のみならず、多くの心理療法の訓練においてスーパーヴィジョンは必須のものである。AJAJではスーパーヴァイザーの資格は、分析家資格取得して5年の経験を積んでシニアアナリストになってからとされているが、海外のユング研究所では、スーパーヴァイザーの資格のための訓練が追加で設けられているところもあり、近年スーパーヴィジョンについての関心が高まっている。また多くの心理療法家も、院生をはじめとしてスーパーヴィジョンを行う機会も多く、その方法についての知見が必要である。このセミナーでは、スーパーヴィジョンについての様々な理論的考え方を紹介し、講師がスーパーヴィジョンについてのスーパーヴィジョンのグループを行っている経験も踏まえて講義し、さらに実際のスーパーヴィジョンの事例を検討したい(スーパーヴィジョンの事例を募集します)。

254 上原 沙也加*・猪股 剛「写真と、歴史と思い出」

日時: 2027年1月31日(日)10:00-17:00(全6時間)
形態: オンサイト型
領域: 4 イメージ・象徴論
地区: 東京
会場: 未定
定員: 上限30名

写真家の上原沙也加さんを講師にお招きして、「写真と、歴史と思い出」について考えてみたいと思います。写真を撮るとき、そして写真を読み、味わうとき、私たちはそこに歴史を見つけ出し、思い出を喚起させられることがあります。それは、心理学の営みにおいて、私たちが取り組んでいる「集合的な歴史」と「個人的な思い出」の両方に関わりながら、自分を取り巻く「心と現実」の成立に勤しむ作業と深く関わるものだと考えられます。思索し、表現し、味わい、話し合うことを通じて、記憶と記録をめぐるサイコロジカルな営みについて、みなさんとともに学びを深めたいと思っています。今回のセミナーは、1.上原さんによる「写真と、歴史と思い出」の講義、2.猪股による「心理学と、歴史と思い出」の講義、3.写真のワークショップ、4.写真を撮り味わい話し合うことを巡る対話、という四つの柱で構成したいと思います。ワークショップでは、参加者の皆さんが映した写真を持参してもらう予定ですが、詳細は受講が決まった段階であらためてお知らせいたします。

上原沙也加氏
1993年沖縄県生まれ、同地在住。写真家。風景のなかに立ち現れる記憶や傷跡、場所や物が保持している時間の層を捉える実践として、写真作品を制作している。2022年、赤々舎より写真集「眠る木」を出版。主な受賞に第36回写真の町東川賞新人作家賞(2020)、「VOCA展 2024 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」VOCA奨励賞、大原美術館賞(2024)、第60回沖縄タイムス芸術選賞奨励賞(2026)がある。近年の個展に「たとえすべての瓦礫が跡形もなくきれいに片付けられたとしても」横浜市民ギャラリーあざみ野(神奈川、2026年)、「前の浜」MISA SHINGALLERY(東京、2026年)がある。

255 猪股 剛「W.ギーゲリッヒの『アニムス心理学』を読むⅢ」

日時: 2027年2月23日(火・祝) 10:00-17:00(全6時間)
形態: オンサイト型
領域: 6 治療論・その他の技法論
地区: 東京
会場: 未定
定員: 上限40名

2021年に改訂版が刊行された『アニムス心理学』を読んでいきたいと思います。2025年冬学期および2026年春学期を通じて、本書のはじまりから「障害となるもの」(p.125)までを読みました。今回は、その続き、「アニムスと共にある心理学」の章(p.126-176)を読み進めていきます。今回扱うところでは、「心理学の現実性」や「心理学の他者」、そして補遺として「ヘルダーリン」が論じられています。今回はじめて参加していただく方には、過去二回の資料を配付させていただきます。また、今回扱うところの資料は、セミナー開催の二週間ほど前に配付する予定です。当日はそれを読んだ上でお集まりいただき、一時間の講義と一時間の質疑応答というセッションを、三回繰り返す形で学び進めていきたいと思っています。

256 Mei-Fun Kuang*・田中 康裕「中国と日本の物語にみるアニマ/アニムス:愛すること、そして殺すこと」

日時: 2027年2月28日(日)10:00-17:00(全6時間)
形態: ハイブリッド型
領域: 3 昔話・神話の心理学
地区: 東京
会場: 未定

アニマ/アニムスは、ユングの元型論において主要な位置を占める。このジョイント・セミナーでは、日中の物語において、それらの元型がどのように働いているのかを考えてみたい。まず、Mei-Fun Kuang博士が『源氏物語』を個性化(Individuation)の過程を描いた物語として読み解くと共に、中国古典説話集『太平広記』に描かれた女性たちの物語を対照しながら、男性の心に投影されるアニマ(Anima)の働きと、その投影・投影の引き受け・変容のプロセスをたどりながら、現代に生きる自立した女性が、アニマをどのように生き、他者からの投影とどのように向き合い、それを自己の成長へと変容させていくのかを考察する。その後、田中は、中国の歴史的な怪異物語集『聊斎志異』の「画皮」を取り上げ、日本の能「安達ヶ原」や歌舞伎「黒塚」とも対比しつつ、アニマ/アニムスについて比較文化的に論じたい。(参加者から事例発表を募ります。希望される方は事務局までお申し出下さい。)

Mei-Fun Kuang博士
国立台湾大学を卒業後、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で組織社会心理学の修士号、九州大学で博士(臨床心理学)号を取得。ユング派分析家。日本と台湾での臨床心理士資格もあり、現在は、国際分析心理学会(IAAP)のデンマークの協会と上海グループの役員としても活動。


オンライン型

Zm51 足立 正道「言語連想を通してコンプレックスの働きを学ぶ」

日時: 1回目 2026年10月4日(日)10:00〜12:00(2時間)
    2回目 2027年3月21日(日)13:00〜17:00(4時間)
形態: オンライン型(Zoom)
領域: 1 分析心理学の基礎
定員: 5名

言語連想という一見単純でかつ客観的な素材を手掛かりとして、深層心理学の視点から個人の内界という主観の世界を探究してゆけることをユングは見抜き、独自の分析方法を洗練させていった。このセミナーでは、初回に言語連想の研究の歴史を概観し、ユングの分析の手法を彼のコンプレックス理論との関連で学び、続く第二回には事例検討を通してさらに理解を深めてゆく。出席の皆さんには、第二回までに独自に被検査者を見つけて検査を施行しておくことが求められる。

Zm52 大場 登「心理療法プロセスの中で『夢』と向き合う」 

日時: 1回目 2026年12月27日(日)9:30〜12:30(3時間)
    2回目 2027年2月28日(日)9:30〜12:30(3時間)
形態: オンライン型(Zoom)
領域: 2 夢分析
定員: 15名

Giegerich,W.氏は、『夢と共に作業する』(猪股剛(監訳)宮澤淳滋・鹿野友章(訳)日本評論社 2023年)において、セラピストには、「〜この患者に対して今日はどのような言葉を投げかけるべきだろうか? 〜この話題を持ち出すのに最良の瞬間、つまり『適切なとき』はいつだろうか?」等という自問が要求される、そして、セラピストが「魂の側面に真に関心を払えば、おそらく適切な言葉とやり方を見出し…」「それは実は技術的な問題ではない。心理療法は一つのアートである」(p.126〜7)と記している。しかし、氏の主たる関心は、このアート、すなわち面接室の中で、クライアントとの間でどのように夢と向き合うかにはなく、もっぱら、心理学者として、夢を真に心理学的に解釈することに焦点があてられる。これに対して、本セミナーでは、参加者から提示される具体的な心理療法プロセスの中で、個々一連の夢をどのように読み、そして、クライアントにどのように問いかけ、語りかけてゆくかを丁寧に検討してみたい。G氏とは異なって、心理療法プロセスの中で「夢と共に作業」します。

Zm53 坂田 裕子「悪夢について考える」

日時: 2026年11月28日(土)10:00-17:00(全6時間)
形態: オンライン型(Zoom)
領域: 2 夢分析
定員: 下限6名

夏学期に、引用参考文献を基に以下の事を学んだ。「夢は、時代の底に流れている精神をキャッチしたメッセージ、また個人レベルの、共に無意識からの重要なメッセージである。夢の声に耳を傾けると、いまの自分の視野、及び方向性の選択の幅を広げることに繋がる。しかし悪夢の場合、睡眠や生活の質が妨げられてしまう。今回は悪夢について文字だけで考えるのではなく、イメージや体のレベルで起こる反応を体験的に捉えながら理解する方法を取り入れて考えていきたい」。冬学期には引き続き、文献内の触れられなかった悪夢のモチーフ、悪夢への対処の仕方、問題点について学んでいきたい。

引用参考文献:Renate Daniel “Taking the Fear Out of the Night - Coping with Nightmares” Daimon, 2016


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注) 特に人数指定のないセミナーの定員は40名となっています。
    参加費は、1セミナーにつき、候補生・聴講生 16,500円、登録会員 19,800円となります。(いずれも10%消費税込)
    本研究所では、開催されるセミナーに以下の7つの領域を設けております。

領域1. 分析心理学の基礎
領域2. 夢分析
領域3. 昔話・神話の心理学(文化人類学・宗教学等も含む)
領域4. イメージ・象徴論(イメージ技法論も含む)
領域5. 精神医学・精神病理学
領域6. 治療論・その他の技法論
領域7. 発達心理学

   

本研究所で開催されるセミナー・GSVはすべて、日本臨床心理士資格認定協会に研修機会として申請されます。

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